中国榧健闘、国産榧には劣るが・・・

 市内で碁盤・将棋盤の展示即売会がありました。通販やインターネット販売もやっている大手の業者ですが、榧盤となるとそれぞれに個性があり、やはり実物を見ないことには評価できません。盤の材料としては榧が群を抜いて一番ですが、並んでいたのは中国雲南省産の榧ばかりでした。
 国産の榧では宮崎綾営林署の管轄する日向ものが最高級とされていますが、中国榧もかなり良く似た感じの木材であり、素人目には日向榧と区別が付きません。木目も細かいしアテと呼ばれる樹脂の含有も日向ものによく似ていますが、芳香はあまり感じられず、日向ものに劣るようです。乾燥が進むに連れて香の成分は減少していくはずですが、中国榧の場合にはそれほど長い時間が経過してはいないはずですから、恐らく元々香り成分は少ないものと思われます。
 碁盤で気になったのは、盤面を木目が斜めに走るように木取りされて中国榧の5寸強の盤です。碁盤でも将棋盤でも木目は盤面を縦に走るように木取りするのが普通であり、斜めに走っている盤を見たのは初めてです。原木の関係でそのような木取りになったのだと思いますが、じっと見ていると案外面白い盤ではないだろうかと思うようになってきました。将棋盤だと駒に方向性があるので木目が斜めだと違和感を覚えるのでは無いかと思いますが、碁盤の場合には売っていてもそれほど気にならないことと思います。
 手持ちのヒバ6寸盤を下取りして20万でどうかという打診もありましたが、足付きの碁盤は置き場所に困るので、さとどうしたものかと思案中です。

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