川崎重工、船舶部門撤退?

 川崎重工業が船舶部門からの撤退を検討していると言うニュースが載っていた。艦艇部門では神戸の潜水艦だけだが、川重が撤退すれば残るは三菱重工だけとなり、建造部門が極めて脆弱になる。艦艇建造では東京のIHIがかなり以前に閉鎖され、住重浦賀も閉鎖されているから、水上艦の場合にも建造できる造船所は限られている。他国の軍備を心配するよりも、このような国内の状況を憂えるべきであろう。

 艦艇建造所の減少は、防衛省の建艦計画のお粗末さも影響している。やたらと大型艦を造りたがっているようだが、大型化すれば当然数は少ないものとなる。その結果として受注するメーカーも減ってくることになるが、これは技術者の減少をも意味しているのである。同じ予算であっても大小取り混ぜて造ることにより造船所の技量は保たれるのだが、昔から用兵舎はそのようなことには無頓着であるようだ。技術者を育てるのは兵隊を育てるのよりも時間がかかるものだが、こうした点が米国に比べて大きく劣っており、太平洋戦争の敗戦にも繋がっているのである。長期的視野のない日本人の特性が、こんなところにも表れているようだ、

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